【山形】注文住宅の坪単価は?相場について
山形県で注文住宅を建てる際、どれくらいで建てられるのかなど費用に関する疑問を抱く方は少なくありません。具体的な費用の把握は、計画段階で重要です。
なお、具体的な費用の調査は、建築計画を進めるうえで欠かせません。坪単価や相場を把握することで、自分の予算に合ったプランを立て、スムーズな建築計画を進められるでしょう。
そこで今回は、山形県における注文住宅の坪単価や相場について詳しく解説します。
山形県の注文住宅における坪単価相場
山形市内で注文住宅を建築する際の建築費用や土地の坪単価について、国税庁の調査によれば、2023年度に山形県で着工された木造建築の工事費用は189,000円/m2(約623,700円)であり、全国平均の177,000円/m2(約584,100円/坪)よりもやや高い水準です。
山形県の平均建築費
山形県で1住宅あたりの平均延べ床面積は約141.5m2(約42.8坪)となり、建築費用相場は約2,674万円となります。
なお、国土交通省の2023年地価公示によると、山形市の住宅用地の平均価格は59,391円/m2(約196,000円/坪)です。たとえば、山形市内で100坪の土地を購入する場合、土地の価格は約1,960万円です。
また、延べ床面積が141.5m2の住宅を建てる場合、建築費用の約2,674万円と合わせて、総費用は約4,634万円になります。
しかし、注文住宅の建築費用は、建物の設計、仕様、グレード、デザイン、使用する材料などによって異なります。同じ延床面積でも仕様が異なれば坪単価も変動してしまうのです。
坪単価とは
坪単価とは、住宅を建てる際の一坪(約3.3m²)あたりの建築費を指し、物件購入や注文住宅を建てる際の重要な指標のひとつです。坪単価の計算方法は、建物の本体価格÷延床面積や施工面積で算出されます。
インターネット上では、坪単価が坪10万円から坪100万円までさまざまな情報があふれていますが、実は「坪単価」には明確な定義がありません。
延床面積は建築基準法で決められているため、算出方法はどのメーカーでも同じですが、坪単価の計算方法には統一されたルールがないのです。
具体的には、「延床面積」で計算するか「施工面積」で計算するか、「本体価格のみ」で計算するか「屋外給排水や照明なども含んだ金額」で計算するかなど、メーカーによって異なります。
売り手側としては、少しでも安くお得に見せたいという心理が働くため、坪単価に含まれる費用はさまざまです。そのため、異なるメーカーの坪単価を比較する際には、その内容をよく確認することが大切です。
山形県で注文住宅を購入した方の返済方法
ローンが組める金額は、年収と年齢によって決まります。
年収は、前年の収入が基準です。たとえば、2024年にローン審査を受ける場合、会社員であれば2023年の源泉徴収票に記載された金額が基準となります。
年齢に関しては、ローンを組める期間に影響します。住宅ローンは最長50年間の返済が可能ですが、完済する年齢が80歳以下とする金融機関が多いのが現状です。また、一般的には35年ローンが一般的であり、遅くとも40歳前後で契約する方が多いでしょう。
基本的に、年収が一定であれば、返済期間が長いほど借りられる金額は増えます。そのため前年の年収と現在の年齢によって返済期間やローンの借入可能額が決まります。
山形県で注文住宅を建てる際に知っておくべきポイント
山形県で注文住宅を建てる際は、坪単価だけでなく全体を見据えて計画を立てることが大切です。
ポイントを確認して、後悔しない住まいづくりを始めましょう。
トータル費用で確認する
注文住宅の相場を確認する際には、建物の価格だけでなく、土地代や諸経費などを含めたトータル費用を把握することが大切です。
諸経費は、設計費用、登記費用、税金、外構工事費、家具や家電の購入費などが含まれます。一般的に、注文住宅の諸費用相場は、建築費の約10%です。建物費用が2,674万円の場合、諸経費は約267万円となります。
山形市での具体的な例を挙げると、1住宅あたりの延べ床面積は約141.5m2で、建築費用の相場は約2,674万円です。土地の価格は、住宅用地の平均価格が約19万6,000円/坪です。
100坪の土地を購入する場合、土地の価格は約1,960万円になります。これらを合算して、トータル費用を計算すると、約4,901万円です。
予算を策定する際には、全体の費用を見据えて計画を立てるようにしましょう。
希望によって費用が増える
注文住宅では、自分や家族のニーズに合わせて、間取りや内装外装のデザイン、設備の仕様を自由に決められます。たとえば、構造や間取りはもちろん、壁紙やタイルなどの素材に至るまで、自分の好みにカスタマイズできるのです。
ただし、カスタマイズの内容によっては、相場より高い費用がかかることを念頭に置いておく必要があります。内装や設備のグレードを上げたり、細かい部分までこだわりを反映できるのが注文住宅の魅力ですが、その分、費用も大幅に増える可能性があることを理解しておきましょう。
ハウメーカーによって金額が変わる
注文住宅の相場は、建設する地域や選ぶハウスメーカーや工務店によって異なります。たとえば、都市部に建てる場合や大手ハウスメーカーに依頼する場合、価格が高くなる傾向にあるでしょう。これは、都市部の土地価格や建築需要の高さ、大手メーカーのブランド価値などが影響しています。
一方で、費用を抑えたい場合は、都市中心部から離れた地域に住宅を建てることや、地方に密着した工務店への依頼を検討しましょう。
また、同じハウスメーカーでも、グレードや仕様によって価格が変わります。注文住宅を建てる際には、地域やハウスメーカー・工務店の選択だけでなく、希望する仕様やグレードも考慮して、予算に合ったプランを選ぶことが重要です。
相場は変動する
注文住宅の相場は、需要の増減によって常に変動しています。なぜなら、土地価格の変動はもちろん、建物の価格も同様に影響を受けるからです。
なお、資材価格の変動も大きく関与しています。たとえば、ウッドショックや他国の事情による資材価格の変動がその一因です。
そのため、注文住宅を建てる際には、希望の仕様や設備の価格を事前に把握することが大切です。とくに、価格が上昇傾向にある場合は、需要が増えている可能性が高く、納品が遅れるリスクが生じる可能性があります。
そのため、工務店やハウスメーカーに対して事前に確認を行うことで、予期せぬトラブルを回避し、スムーズな家づくりを実現できるでしょう。
高気密高断熱の家を建てる
山形県は山々に囲まれた地域で、年間を通しての寒暖差が大きいのが特徴です。たとえば、庄内平野沿岸部は海洋性気候であり、冬季には北西の季節風が強く吹き、多雨で湿度も高い特徴があります。
一方、内陸部は一般的に気候が温暖であり、気温の差が大きい地域です。しかし、最上地域では積雪が多く、夏季には大雨となることも少なくありません。
寒暖差の大きい山形県で家を建てるには、断熱性と気密性の向上が大切です。なぜなら、夏の暑さや冬の寒さから室内を守り、冷暖房の熱効率を高めることが重要だからです。
高い断熱性と気密性を備えた住宅では、室温が安定しやすく、冷暖房の使用量を抑えられます。このため、光熱費の節約や快適な居住環境を確保するために、断熱性と気密性を重視した設計を検討しましょう。
まとめ
山形県で注文住宅を建てるには、土地の取得費用と建築費用が必要です。しかし、坪単価や建築費用相場はさまざまです。
たとえば、注文住宅の坪単価は、建物の設計や仕様、地域の需要と供給などによって大きく異なります。さらに、地域ごとに土地の価格が異なるため、建築を考える際には土地の相場も重要です。
事前に慎重な調査と計画を行うことで、予算に合ったプランを立てられるでしょう。
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会社名 | 那須建設の家 | ウンノハウス | デワホーム | 住友林業(山形支店) | ミサワホーム |
ポイント | やさしい素材にこだわった設計が人気!住まい手と『ともにつくる』無垢の家。 | 住まいの快適性に必要な「こだわり」を追求!充実したアフターサポートもあり | 建築士とのマイホームづくりを実現!住まいの細部までこだわりを発揮 | 専属チームが住まいづくりを徹底サポート!住空間のショールームも完備 | 独自のテクノロジーや取り組みを採用!安全性の高い住まいを実現 |
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